占いまに車

まに車とは?

まに車とは、チベット仏教で用いられる宗教用具です。


チベット語ではマニコロと呼ばれており、転経器(てんきょうき)とも呼ばれるものであります。
回す事で功徳(くどく)を得る事ができますが、逆方向に回す事で、悪いカルマ(業)が生じるとされています。

当寺では守り本尊まに車で占いを行っています。

占いまに車の心得


●自分の守り本尊様の仏像の前で手を合わせましょう
●占いまに車の前に立ち自分の守り本尊様を正面にもってきます。
●右回りに両手で力を込めて廻してください。
●守り本尊様が自分の正面にきた時はあなたの運気は最高です。
●守り本尊様が右側にきたときは運気は下り坂です。
 その時は右側のまに車を力を込めて廻し手を添えて下さい
 観音経のお経の功徳を体内に取り入れましょう。観音様が
 三十三に身を変えてきっと貴方に手を差し伸べて下さることでしょう
●守り本尊様が左側に来た時はあなたの運気は上り坂です。が、
 油断してはいけません。左側のまに車を力を込めて廻し、
 手を添え般若心経の知恵の功徳・消災呪の災を消す功徳を
 体内にとり込みましょう
●真うしろにいった時、あなたの運勢は凶です。
 左側、右側のまに車を廻し功徳を授かって下さい。
 現在が一番悪い時です。これからきっとよくなる事を願い合掌しましょう

実際にやっている様子をVTRでご覧いただけます。




守り本尊 一覧

生れ年十二支守り本尊
子歳生れ(ね) 千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)
丑歳生れ(うし) 虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)
寅歳生れ(とら) 虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)
卯歳生れ(う) 文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
辰歳生れ(たつ) 普賢菩薩(ふげんぼさつ)
巳歳生れ(み) 普賢菩薩(ふげんぼさつ)
午歳生れ(うま) 勢至菩薩(せいしぼさつ)
未歳生れ(ひつじ) 大日如来(だいにちじょらい)
申歳生れ(さる) 大日如来(だいにちじょらい)
酉歳生れ(とり) 不動明王 (ふどうみょうおう)
戌歳生れ(いぬ) 阿弥陀如来(あみだにょらい)
亥歳生れ(い) 阿弥陀如来(あみだにょらい)

般若心経まに車

一回まわすと般若心経を一回読んだと同じ功徳があり 一切の苦厄が取り除かれるといわれています。

消災呪まに車

消災呪とは、わざわいを消す呪文。災厄を除く真言。